立正安国論の解説

今、世の中に起きている災難の根本原因と解決法を明かした救世の一大原理書。
すべての人に一読をお勧めします。


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著者 大草一男
A5版 290頁   頒価 600円
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初版の序

御本仏・日蓮大聖人が立正安国論を顕わされてから、今や七百五十星霜を経るがそこに示された御金言はいよいよ光を増しつつある。
 そもそも 立正安国論とは、いかなる書か――。
 一言で、いうならば、世の中の災難の根本原因と解決法を明かした、救世の一大原理書であり、かつまた、その原理・法則の上から、建国以来の未曽有の国難を予言した、不思議な一大予言書であり、さらには、御本仏日蓮大聖人が、これをもって国主を諫暁すべく著わされた、折伏の書である。

しかも、奥書に 「此の書は徴有る文なり」 と仰せのごとく、この立正安国論における予言は、厳然と適中して、その実証性が証明されており、このことから、 「之に準じて之を思ふに、未来も亦然るべきか」 すなわち、 立正安国論に示された原理は、当時のみならず、時空を超えた未来にまで、普遍的に適用される大原理である、といえるのである。されば、我々は、この立正安国論を単に七百有余年前の書とみるのではなく、国土安泰の方途を明かした御本仏の不滅の御指南と拝さねばならない。そして、安国論の御教示と精神を、よくよく心腑に染め、安国論に示されるごとく折伏を行じていかなくてはならない。
 まさに、立正安国論は、広宣流布によって国土安穏が成就する、その時まで、門家の亀鑑・折伏の旗印としていくべき重書なのである。

さて、この「立正安国論の解説」を執筆させていただくにあたっては、以上のような点を踏まえ、とくに、 ①安国論に示される原理が、現代の人々に理解しやすいように、なるべく平易・簡潔な内容で、かつ現代科学の成果も含めて解説する ②日蓮大聖人のなさった折伏、その御精神や在り方を拝し奉る、という視点で解説する との立場を心がけた。
 また、日蓮正宗26世日寛上人の『立正安国論文段』及び66世日達上人の御説法によって、どこまでも安国論に示される御意を正しく拝し奉る、ということに心を摧いたが、筆者の未熟により、なお甚深の聖意を傷付けることを畏れる次第である。
 最後に、法務御繁多な中、本書の監修を賜わった、総本山塔中理境坊御住職・小川只道御尊師に、衷心より御礼申し上げ、序とさせていただく。

平成2年7月16日 著者記す

目 次 

はじめに
第1段 災難の来由
第2段 災難の証拠
第3段 誹謗正法の由
第4段 まさしく一凶の所帰を明かす
第5段 和漢の例を出だす
第6段 勘状の奏否
第7段 施を止めて命を断つ
第8段 斬罪の用否
第9段 疑いを断じて信を生ず
第10段 正に帰して領納す
安国論奥書