異流義の果報で娘がスキルス癌に
正信正行の功徳と御秘符の絶対威力!


第40回総会より
坂本 くるみ さん

   私の家は、祖母が、まだ日蓮正宗であった頃の創価学会で信心をしており、私も生まれて間もなく御授戒を受けていました。独身時代は女子部として学会活動をしていたのですが、結婚してからは全く活動しなくなり、創価学会が日蓮正宗に反逆して破門されたことも知りませんでした。そして平成四年に生まれた娘も、破門後の学会に入会させていました。
 しかし、平成十一年一月に父が亡くなった時、お葬式に御僧侶が来られず、戒名もつけてもらえなかったことに疑問を持ち、その時たまたま知り得た情報から、日蓮正宗を破門された異流義の顕正会が正しいと思い込み、入会してしまったのです。そしてよくわからないまま、母と弟を顕正会に入会させてしまいました。
 ところが、一ヶ月もすると、顕正会についていろいろな疑問が出てきて、一緒に顕正会に入会していた友人の佐藤さんとインターネットで検索して、総本山富士大石寺の存在を知りました。


  そして大石寺に電話をしたところ、直ちに妙観講を紹介され、その日のうちに、当時、徳島に住んでいたYさんとIさんに折伏されたのです。今度こそ、正しい信心をしたいと思った私達は、その場で顕正会を脱会して日蓮正宗に帰伏することを決意しました。さらに後日、自分が顕正会に入会させてしまった家族全員を、日蓮正宗に入信・帰伏させることができました。
  そのような中で昨年、過去遠々劫から刻みつけてきた罪障の深さを思い知らされる事態が起きたのです。

 それは、第三十九回総会の結集闘争が始まった頃でした。 娘が、これまでになく胃が痛くて不快感がある、と訴えるようになりました。近所の病院など、何カ所かで受診をしたのですが、いずれも「ストレスによる胃炎」と診断され、薬が処方されました。ところが、薬を飲んでもいっこうによくならず、そのうち、食欲もなくなって嘔吐を繰り返し、急激にやせ始めたのです。
 早く胃カメラの検査をした方がいいのではないか、と勧めたのですが、安易に考えていた娘は「体が疲れていてストレスがたまっているせいだ」と思い込み、なかなか検査に行こうとしません。

 そして、第三十九回総会には、家族全員で無事、参加させていただくことができたのですが、徳島に帰って数日が経ったら、今度は黒い便が出始めたというので、私は、もしやガンではないかとの不安にかられ、半ば強引に娘を胃カメラの検査に行かせました。
 検査が終わると、医師は娘に「胃潰瘍でしょう。血液検査と組織検査の結果が出るまで少し時間がかかるから、待ってください」と言った、とのことです。
 ところが、その一週間後、病院から私に電話が入り、「明日、来てください」と言われましたので、結果を聞きに行ったところ、「胃ガンです」と言われたのです。私の不安は適中してしまいました。

 さっそく、もっと大きな病院に行くよう紹介状を渡され、県立中央病院へ向かいました。同時に、仕事に行っている娘に、すぐ県立中央病院に来るよう連絡を取りました。私は、「どうか、何かの間違いであってほしい」と、祈るような気持ちでした。
中央病院で受診した後、担当の医師から、「胃ガンです。手術ができるかどうかは、明日からの検査の結果次第です」と告げられました。やはり間違いではありませんでした。しかも、手術ができないかもしれない、との医師の言葉から、娘のガンがけっして軽いものでないことが窺われ、愕然としました。

 病院からの帰り道、私は娘と泣きながら、「御本尊様におすがりして助けていただこうね」と話しました。自宅で待っていた母に報告すると、母は「私には何もしてあげられることがない。でも、御本尊様に精いっぱい唱題するからね。頑張ろうね」と、娘を励ましてくれました。
 また、部長に報告すると、部長は娘に直接、電話をくださり、「総会で体験発表をした羽生さんのように、これでもか、これでもか、との思いで、唱題・折伏に励んで、病気の原因である罪障を消していけば、必ず御本尊様が助けてくださいます。私も御祈念させてもらいます」と暖かく指導してくれました。

 私は、娘と一緒に御本尊様の前に座って唱題しながら、私がかつて異流義となった創価学会および顕正会に入会していたこと、まだ小さな子どもだった娘を破門後の創価学会に入会させたことなどを思い起こして、娘にも罪障を積ませてしまい、本当に申し訳なかった、という気持ちでいっぱいになりました。御本尊様に「どうか、罪障を消滅させてください。本当に申し訳ありませんでした」と、泣きながら唱題しました。
 そして、「絶対に治していただこう」と決意し、それからは時間の許す限り、唱題していきました。

 しかし、娘の検査結果が出たところ、医師からは、「現時点でこの中央病院では治療できません。申し訳ないけれど、徳島大学病院に紹介状を出しますので、明日、行ってください。徳島大学病院の教授は、抗ガン剤治療の名医だから心配ないですよ。それで手術ができるようになったら、僕が担当してあげるから」と言われました。優しく言ってくれていますが、要するに娘のガンは、すでに手術できない段階になってしまっている、という厳しい状況を告げられたわけです。

 翌日、大学病院に行くと、「早く入院して、抗ガン剤治療を始めましょう」と言われ、一週間後に入院となり、ここではじめて娘の病状について詳しい説明がありました。
医師は大量の汗を流しながら、また慎重に言葉を選びながら、「スキルス性の胃ガンです。すでに手術を行なうことができない状況で、ステージ4です。肺と卵巣にも転移が見られます。とくに肺は、今、咳がかなり出ているので厳しい状況です」と言いました。

 「ステージ4」とは、末期ということです。私は、最悪の状況であることを思い知らされ、呆然としました。そして医師からは、本人のいないところで私に話をしたい、と言われ、「この抗ガン剤は胃ガンのためのものです。肺ガンに効くか、どうかはわかりません。もし、抗ガン剤を打っても咳が止まらなければ、申し訳ないけれど、もう意味がないので、それ以上の抗ガン剤治療は行ないません。いずれにしても、娘さんの命は、長くて余命1ヶ月です」と告げられました。

 あまりの残酷な宣告に、私は涙が止まらず、すぐに部長に報告しました。
部長は、「とにかく腹を決めて、唱題・折伏に励んでいきましょう!総会での羽生幹事の体験発表を考えたら、あれだけ厳しい状況を克服できたわけですから、過去の謗法を心から懺悔し、唱題・折伏に励んでいけば、必ず乗り越えられます。何としても助けていただきましょう」と励ましてくれました。

 私は、娘に「御本尊様を信じよう。私も御祈念するから、一緒に頑張ろう」と励ますと共に、御本尊様に「どうか、私から娘を奪わないでください!娘を助けてください!今あるガン細胞を消滅させてください!病気を治していただけたら、共に一生涯、御奉公させていただきます!どうか、娘を御奉公のできる元気な体にしてください!」と、心から御祈念し、また、過去からこれまでの謗法を心から懺悔申し上げ、唱題していきました。

 有り難いことに、総本山から御秘符をいただけることになり、すぐに部長が東京から我が家まで来てくださり、御秘符を服させていただきました。
 その後、夕食を食べたのですが、なんと娘は、吐き気もなく、たくさんの量の食事を美味しく食べられたのです。しかも、翌日、抗ガン剤を打ったところ、みるみるうちに咳の回数が減っていき、数日後には完全に止まってしまったのです。
 本当に御秘符の威力はすごい、有り難い、と心から御本尊様に御礼申し上げました。
 そして、母親である私が積む功徳は、命がつながっている娘に必ず回すことができる、ということを、親子一体の成仏の原理の上から教えられていましたので、私自身も時間を見つけては精いっぱい折伏をさせていただきました。

 あとから聞いたことですが、娘が貧血状態になって輸血しなければならなくなっていた時、私はそのことを知らずに折伏していました。すると、赤血球の数値が自然に上がって輸血の必要がなくなった、ということもあったそうです。
 また、七十五才になる母も、毎日、できるかぎり御本尊様の前に座って、娘の病気平癒を懸命に御祈念していきました。
 一方、娘自身も、体調が厳しい中、精いっぱいの唱題に励み、私や徳島の班長さん達と一緒に折伏に回ったり、娘自身の志で御住職様に当病平癒の御祈念をお願いしたり、ネパール布教のための特別御供養にも精いっぱい参加しておりました。

 娘は、「体調が厳しい時もあったけれど、このような時だからこそ、一生懸命、仏道修行に励んだら、不思議なことに、会合に参加したり、御供養をさせていただいた後には、必ず体調が良くなるんだよ」と言っていました。本当に有り難いことです。

 そして十一月、娘は、CT造影と、胃カメラ、組織検査に臨んだのですが、その結果、なんと、「血液中の数値は全て正常範囲です。またCTを見るかぎり、肺にも、卵巣にも、全く影がありません。胃の組織検査でもガンは見つかりませんでした。薬がよく効いたのですね。良かったね!」と言われたのです。私は、思わず娘とハイタッチしてしまいました。
 入院する時、医師はハッキリ言ってくれませんでしたが、ステージ4のスキルス性胃ガンの患者に投与する抗ガン剤というのは、ほとんど気休めにしかならない、ということです。本当に、娘の命は御本尊様に守っていただけたのです!!私と娘は、心より御本尊様に感謝申し上げました。

 この検査結果が出た後の十二月十七日、四国地方指導会が高松で開催され、会合後の個人指導の時間に大草講頭に指導を受ける機会を作っていただきました。
 これまでのことを報告すると、講頭は、「スキルス性の胃ガンを克服した人を、講中で三人知っているけれど、これで四人目になります。信心していなかったら、間違いなく死んでいたね。凄いね!」と本当に喜んでくださいました。
 そして、「これからは毎日二時間の唱題を続けること、また、お登山をして御礼を申し上げましょう」と、本当に有り難い指導をいただきました。
 必ず娘を連れてお登山しようと決意し、一月度の月例御講の際には、母や息子も含め、家族四人で総本山に参詣し、大御本尊様に心から御礼申し上げました。

 本当に日蓮正宗で信仰できていなければ、娘はとうの昔に亡くなっていたでしょう。娘の命を助けていただいた御本尊様に、日々、感謝申し上げております。
 さらにさらに罪障消滅させていただけるよう、そして、この御恩をお返しできるよう、講中の方針にしっかりと従い、娘と一緒に御奉公できるよう、精進していく決意です。
ありがとうございました。(大拍手)