コロナ禍の中でも御本尊の御加護は歴然!

第43回総会より
福井 みちよ さん

 私は平成元年に、高校時代の同級生である西口幹事より折伏を受け、当時二歳だった娘と共に日蓮正宗に入信いたしました。その後、学会員だった主人も日蓮正宗に帰伏し、妙観講に入講させていただきました。

それから間もなく、創価学会が日蓮正宗に反逆し、破門されるという大事件が起きました。私達は、講中の方針に基づき、学会員に真実を知らせるための再折伏活動に参加したのですが、学会員の悪辣さは、それは酷いものでした。私も学会員を折伏した際には、大勢の学会員に囲まれ、さんざんに罵られ、罵声を浴びせられたものです。

講中においては、常に、折伏したことによって受ける嫌がらせや圧迫は、不幸の原因である罪障が一時(いっとき)に軽く絞り出されてきている姿なので、そういう目に遭うことによって、かえって不幸の原因が消えて幸せになれる、と教えられてきましたが、まさに私も、学会員からさんざんに嫌がらせをされた結果、学生時代から苦しんできた偏頭痛が、すっかり治まってしまったのです。
時には嘔吐(おうと)して、何日も寝込むほどの、あの、堪えがたい片頭痛が起きなくなったことは、夢のようで、ただただ有り難く、私は、この体験を通じて御本尊様の絶対の御力と、折伏の功徳を確信するようになりました。

その後、平成十三年になって、主人が突然、コンビニを経営したい、私にも協力してほしいと言い出しました。
私は、渋々ながら同意して、コンビニエンスストア・サンクスの経営を始めたのですが、それは、予想以上に大変な仕事でした。
私が朝九時から夜九時まで、主人が夜九時から朝九時まで、十二時間交代で店に出ることとなり、私は、自分が望んだわけでもないのに長時間にわたって働かされる不満と、慣れない仕事の疲れで、「何で、私がこんな事しなあかんの!」「こんなしんどい仕事、何でしなあかんの!」とキレては、主人と大げんかをしました。
過労から体調を崩して入院した時でさえ、人手がないからと店に入ることを求められ、私の怒りは頂点に達していました。
そして、経営もなかなか軌道に乗らないことから、本気で離婚を考えるようになったのです。

こうして、生活に終われる中で、すっかり信心が疎かになっていた私でしたが、平成十九年の第二十九回総会でO副支部長の体験発表を聞いたことから、大発心し、再び真剣に信心に励むようになりました。
その直後、京都に理境坊出張所が建立されることが決定しました。

あまりの有り難さに、支区では皆、狂喜乱舞する勢いで、怒涛のように折伏を進め、私も、夢中になって折伏していきました。
当時、支区が活動拠点としていた京都布教所は、昭和四十年代に建てられたマンションの一室で、エントランスのガラスは割れたまま、廊下は暗く、部屋には酷い湿気が籠っていました。そこで折伏しようにも、悪徳商法のアジトのように思われて、ドアの前で逃げ帰ってしまう対象者が出たほどでした。
でも、マンションは老朽化していても、そこで話す内容は、この上なく尊い話です。私は、そこに、サンクス本社の役職者やスーパーバイザー達を案内しては、歓喜をもって折伏していきました。
そうして連日のように折伏に励んでいったところ、その折伏の功徳は厳然と現われたのです。

ある日、近畿一帯のサンクスを統括しているサンクス京阪奈の社長が、大事な話があるといって、私達の店舗に来訪されました。
サンクス京阪奈では、サークルKサンクスとの契約が満了するのに伴ない、新規にローソンと契約することにしたとのことで、この後、サンクス京阪奈の加盟店百店舗は、一斉にローソンにくら替えする事になりました。
その結果、私達の築十三年の店舗は、ローソン本社の資金で全面改装されることになり、お店の備品も新品にしてもらった上、一切の負担なく、新装開店することができたのです。

こうして、平成二十六年五月、ローソンに生まれ変わってオープンしたところ、以前とは比べものにならない来客数があり、売り上げも増えて、すっかり経営が安定してしまいました。
私は、有り難くて、嬉しくてならず、気が付けば、嫌でたまらなかった仕事が、楽しくてたまらなくなっていました。これは、まさに折伏を頑張ってきたが故の大功徳と、私は心より御本尊様に御礼を申し上げました。

そんな中でも心配だったのが、仕事に明け暮れて、勤行すらしようとしない主人のことでしたが、そんな主人も罰を受けたことにより、打って変わって真面目に信心するようになりました。
こうして夫婦そろって信心に励むようになると、お店は、さらに活気づき、誠実で、よく働くアルバイトにも恵まれて、売上も伸びていきました。いつの間にか、主人との関係もすっかり円満になって、お店のスタッフ達からも「本当に仲が良いですね」と言われるようになっていったのです。大聖人様が
「妙とは蘇生の義なり、蘇生と申すはよみがえる義なり」
と仰せのように、しっかり信心していけば、破綻しかかっていた店の経営も良くなり、壊れかかっていた家族関係も円満になるのだ、と実感しました。
O副支部長には「私、こんなに幸せでいいんでしょうか?」と口走ってしまったほどです。

  さて、昨年来、新型コロナウイルスが猛威を振るい、緊急事態宣言まで発出される事態となっています。当初、ウィルスに感染し重症化する人が急激に増えていく中、私は、不特定多数のお客様を相手に接客することが怖くてたまらなくなってしまいました。

そのような折、講中では、大草講頭により、いち早く明確な感染予防策が示されました。私は、その方針を店にも適用させて、店のドアを開けて換気を徹底し、バイトさん達には手洗い、消毒、水をこまめに飲む事を促していきました。
ローソン本部が換気を指示してきたのは、それより、ずいぶん後の事でした。

さらに、このような災いが起きた原因と解決法について、「このコロナは三災のうちの疫病であり、邪義謗法によって世の中に畜生界の命が蔓延して起きた現象である。そして、この災いから身を守るためには、唱題によって自らの生命の中に、強い仏の生命力を涌現し、さらに折伏によって与同罪を免れることに尽きる」と指導いただき、医学上の予防措置をとった上で、唱題と折伏に励んでいくなら、必ず御本尊様の御加護をいただけるのだと分かり、安心して働けるようになりました。

そして、いつも以上に唱題して仏様の御命をいただくとともに、時間を作っては周囲の人達を折伏していきました。
すると、コロナウイルスの流行が顕著になった昨年の三月頃から、さらに、お店の売り上げが上がってきたのです。
三月は前年同月に比べて六十万円の増、四月は百三十万円の増、五月は二百万円の増と、うなぎ上りに売り上げが上がっていきました。
そして、外出自粛が要請されたゴールデンウィークには、前年比の百五十パーセントに達し、もう、忙しくて忙しくて、嬉しい悲鳴を上げるほどとなったのです。

ローソン本部のスーパーバイザーは、その売上に驚き、「ここの店は凄いですね!売り上げが落ち込んでいるところが多いというのに、ここは凄い!何でやろ?」と首をかしげるばかりでした。
というのも、私達の店は、住宅地にある、コンビニとしては小型店舗で、近くにはスーパーが二件と、業界最大手のセブンイレブンもあり、立地条件としてはけっして良くありません。それにも関わらず、なぜか、お客様が途切れることがないのです。

今年の三月になると、セブンイレブンが営業時間を短縮する一方、私達の店舗は始まって以来の売上となり、スーパーバイザーが「京阪奈のローソン百店舗中、ダントツ一位でしたよ」と驚いていました。このようなことは、御本尊様の御加護なくしては絶対にあり得ないことです。
こうして私は、蔵の財、身の財、心の財と、三拍子揃った幸せを得ることができました。自分ごときが、よく、これほど有り難い仏法につけたもの、と今さらのように感激しております。
これからも、どんなに忙しくても、家族共々、仏道修行を第一にして、今後の十四年間を折伏に、育成に、精進してまいります。
ありがとうございました。(大拍手)